【令和4年度】美味しい夕張メロンになるために【気象庁天候データから読み解く】

令和4年7月12日更新しました!

さて、令和4年度も夕張メロンの時期となりました。

毎年、美味しい夕張メロンを皆様にお届けしておりますが、毎年の夕張メロン全体の出来については天候によって差が出てしまうのも事実です。

栽培にあたって生産者の手腕が問われるのはもちろんですが、流石に天候はどうしようもありません。

このページでは、気象庁の天候データを元に今年のメロンの出来について考えてみたいと思います。

以降で使用する天候データはすべて気象庁からのデータを使用しています。また、天候状況は定期的に更新予定です。

夕張メロンの栽培時期

天候データを見る前に夕張メロンの栽培時期についてお話します。

夕張メロンは、まだ雪深い1月に種まきが始まります。

その後、育成、定植、整枝、着果と3か月半ほどで誕生し、5月下旬に初出荷されます。

収穫期は9月まで続きますが、最盛期は6月下旬から8月上旬です。

夕張市ホームページ めろん教室より
https://www.city.yubari.lg.jp/smph/gyoseijoho/sangyobushiness/nogyo/melonkyoushitsu.html

美味しい夕張メロンになるには

では次に美味しい夕張メロンを栽培するにあたって”重要な要素”を確認します。

美味しい夕張メロンになるには以下の天候条件が大切になります。

  • 昼夜の気温差が大きいこと
  • 湿度が高くない(雨が多くない)こと
  • 日照時間が長いこと

さて、成長には光合成が欠かせないのはもちろんですが、特に”湿度”が病気の引き金にもなるため、雨が続くと大変です。

糖度と実の大きさがメロンのクオリティに直結しますが、一気に玉が大きくなりすぎると実が割れてしまうこともあります。

また、それ以外にも水はけのいい土壌であることも大切になりますが、それは夕張ならではの性質ということでクリアできているでしょう。

では次から気象庁のデータを元に、今年の夕張の天候を見てみます。

平均気温

(単位:℃)

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

赤い線は1991年から2020年までの30年間の平均最高気温

青い線は1991年から2020年までの30年間の平均最低気温

間にあるグレーの線は1991年から2020年までの30年間の平均気温となっています。

今年の平均気温は黄色の線です。

6月までは基本的に過去の平均気温を上回っている状態が続いています。

6月からは過去の平均気温を少し下回っている日が続いていますね。

7月に入ってからは平年よりも高い気温を推移しています。

日照時間

(単位:時間)

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

濃いオレンジの線が今年の日照時間です。

後ろにある薄いオレンジの面は1991年から2020年までの30年間の平均日照時間です。

毎日のデータだと上下が激しいので過去5日間平均のグラフで均してみます。

(単位:時間)

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

3月は日照時間が短かったものの、以降は平均日照時間が長いことがわかります。

6月に入ってからは例年よりも日照時間が減少傾向にあります。

降水量

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

濃い青色の線が今年の降水量です。

後ろにある薄い青色の面は1991年から2020年までの30年間の平均降水量です。

毎日のデータだと上下が激しいので日照時間と同様に過去5日間平均のグラフで均してみます。

気象庁 過去の気象データ検索より
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

2月下旬から3月上旬にかけて少し降水量があったものの、基本的に降水量が少ないことがわかります。

6月上旬には大きく雨がふり、その後、中旬から下旬にかけても雨が多い日がありました。

まとめ

5月下旬現在は日照時間が長く、降水量が少ない状況が続いております。また、気温についても異常がないことがわかります。

6月に入ってからは日照時間が少し短く、気温も平均気温より低めにあることがわかりました。

6月下旬から7月上旬にかけては降水量が多く、日照時間が短かったです。

また、気温は例年よりも高い傾向にあり、蒸し暑い状況が続いていました。