皆さんこんにちは!
もうすぐお中元の時期がやってきます。
お中元は一般的に「日頃お世話になっている人にお礼の気持ちを贈る日」とされていますね。
ところで、皆さんはお中元の由来をご存じでしょうか。
中元の由来は中国から
お中元は中国由来の行事にあるといわれています。
中国にある三大宗教(儒教・道教・仏教)のひとつである、道教の祭日で旧暦の7月15日が中元にあたります。
中国の暦では
- 1月15日は上元節・天官大帝の誕生日
- 7月15日は中元・地官大帝の誕生日
- 10月15日は下元・水官大帝の誕生日
というように3つに分けられており、中元に当たる7月15日は贖罪の日とされていました。
ちなみに7月15日は旧暦の話なので、これを現在使われている”新暦”に直すと2022年は8月12日となります。
中国では、地官大帝は別名「冥界の帝」ともされており、7月は地獄の門が開くとされております。
地獄の門が開いている間は様々な霊、なんと悪霊までもが現世に舞い戻ってくることから、鎮めるために、灯篭流しを行う地域もあるとされています。
また、祖先の霊が戻ってきて家族との団らんを楽しむ日と解釈している地域もあり、子孫たちは灯ろうに火を灯して死者が帰る道を照らしています。
灯篭流しにも様々な意味があるのですね。
中国の”中元”は日本の”お盆”
中国における「中元」は、日本でいうと「お盆」にあたります。
日本では中元の風習が仏教の風習と混ざることで贈り物を贈り合うものへと変化しました。
現在では、日頃お世話になっている方や上司など目上の方への感謝の気持ちを伝える習慣として、「お中元」が定着しています。
日本では江戸時代からお盆に供物などの贈り物をする習慣が生まれ、こうして「お中元」と言えば「夏の贈り物」を意味するようになっていきました。
お中元のシーズンは7月中旬という夕張メロンが好調の時期とちょうど一緒なのです。
当店でも個人、法人問わずたくさんの方々にお中元としてご利用頂いております。
のしをお付けすることも可能です。
日頃の感謝を込めて、ぜひ送ってみませんか?